泥んこになっても楽しい! 子どもたちと田植え体験をしました!

地域の方々と一緒に、昔ながらの田植えに挑戦
今年も田植えの季節がやってきました。インクルの子どもたちが、地元農家の方々にご協力いただき、貴重な田植え体験をしてきました。機械を使わず、昔ながらの手作業のみで約25平方メートルの田んぼに苗を植える、本格的な農業体験です。
田んぼデビューは予想以上の大冒険
田んぼに一歩足を入れた瞬間、子どもたちから次々と声が上がりました。想像していた以上に足を取られ、長靴が脱げそうになったり、バランスを崩して倒れそうになったり。普段歩いている地面とは全く違う感覚に、最初は戸惑いながらも、だんだんとコツを掴んでいく子どもたちの姿が印象的でした。
「どうやって植えるの?」
苗の植え方にもしっかりとしたコツがあります。地元の農家の方に丁寧に教えていただきながら、一本一本丁寧に植えていきました。「深すぎてもダメ、浅すぎてもダメ」「根っこを優しく扱って」など、農業の奥深さを肌で感じる体験となりました。
子どもたちの成長を感じた瞬間
協力し合う姿
最初はうまくいかなかった子どもたちも、お友達同士で「こうやるといいよ」「手伝ってあげる」と声をかけ合う姿が見られました。一人では大変な作業も、みんなで力を合わせることで楽しい活動に変わっていく様子は、とても心温まるものでした。
集中力の向上
普段は落ち着きがない子どもも、田植えに夢中になって黙々と作業に取り組んでいました。自然の中での作業は、子どもたちの集中力を引き出す特別な力があるようです。
感謝の気持ちを育む
作業を終えた子どもたちからは「農家の人はすごい!」「毎日お米を作ってくれてありがとう」という感想が聞かれました。普段何気なく食べているお米がどのように作られているかを知ることで、食べ物への感謝の気持ちが育まれました。
地域との絆を深める活動
インクルが大切にしている体験学習
五感を使った学び
田んぼの土の感触、苗の香り、風の音など、五感をフルに使った体験は、子どもたちの記憶に深く刻まれます。教室では学べない、実体験ならではの学びを大切にしています。 「最初はできなかったけど、最後はうまくできた」という体験は、子どもたちの自信につながります。小さな成功体験の積み重ねが、子どもたちの成長を支えています。
秋の収穫が楽しみ
植えた苗は、地元の農家の方が大切に育ててくださいます。秋には立派に成長した稲を収穫する予定です。自分たちで植えたお米がどのように成長するのか、そして実際に収穫して食べる時の感動を、今から子どもたちと一緒に楽しみにしています。
インクルでは、このような地域との連携による体験活動を定期的に実施しています。 活動についてご質問がございましたら、お気軽にスタッフまでお声かけください。